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グループホームとは

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは

介護保険におけるグループホームは正式には認知症対応型共同生活介護といいます。グループホームの基本方針は、認知症になっても入居者一人ひとりが個人として尊重され、住み慣れた地域の中で築いてきた暮らしを大切にしながら、その人らしく生活できることを目指すということです。現在、グループホームは認知症ケアの要となっています。認知症の方が安定した日常生活を営むためには、個人の尊厳を保ち、価値ある人生を送ること、さらに、家族が安心して生活できることが必要です。 グループホームができる以前の時代には、認知症のある方が大人数の施設において、集団の一員として生活されていました。 大人数の中での生活で、認知症の方は様々な制約に直面し、ストレスの多い状況に置かれることで認知症周辺症状を悪化させるケースもみられてきました。その間、海外において認知症の方のグループホームの取り組みが試みられ、その効果が検証されてきました。そして介護保険の導入をきっかけに、日本においてもグループホームが次第に浸透してきました。

 

 

グループホームの専門性

専門的ケアの実施と個別支援のために、職員は認知症の正しい理解と知識の習得に努め、入居者の方々の機能に応じて寄り添った支援を行なっています。各職員は、お一人おひとりの入居者の思いやニーズの把握に努め、出来ること、出来ないことを入居者の方々との関わりの中で感じ取り、入居者のもっている能力を十分に活用出来るような支援を行えるよう日々努めています。グループホームでは、それぞれの入居者の方々が個々に役割を持ち、今までの暮らしが維持できるような活動を日々取り入れていくという目的があります。医療的な面では、各職員は通院や往診、平常時の健康管理、看取り体制整備などの業務に努めており、しっかりと医療機関との連携を図っております。職員間での勉強会やさがみ仁和会病院での職員研修などにも参加し、職員の資質向上のために、日々のケアに必要な知識や介護技術の習得に努めております。

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